軽自動車には排気量660ccの規定が存在。
2020年
環境問題が重視されても、重量が増し、価格が高騰する、EVやFCVの技術を搭載するのは困難。
しかし、"軽"規格のEVは存在し、更なる可能性を秘めている。
ステージは2030年の東京。
コロナも鎮静し、オリンピックの夏も冷め、大阪万博も幕を閉じた未来の東京。
東京の再開発も更に進み、リニアも少しずつ世の中に溶け込んでいる。
都心は広大に広がる商業圏。
主要都市に住む必要性が薄れ、高いから少し離れた郊外に住む。
郊外は都心を囲むように広がる生活圏。
ミニマル思考に"趣味の+1"をした、新しい思考の若者が増えている。
商業圏では、シティコミューターを使用し、一般車両が侵入できないエリアが存在する。
イギリスではこの区域が既に存在し、日本でも取り入れられると想定。
自動運転の新しい形です。
この頃の東京ではクルマの見方や在り方が変化し、クルマのユーザーも大きく変化する。
このクルマでスタート。若者に贈るエントリーカー。
28歳男性
社会人6年目
現在、東京に住む若者はクルマを持たないイメージが強いが、今回のターゲットは未来へ走り続ける、行動的で野心家な若者。
サブスクリプションでクルマも購入に抵抗がなくなる。
2025年前後、大企業を中心に労働時間が規制される。
アフターコロナで、オンラインでの仕事が益々増加。
昨日と同じ仕事を繰り返す人間と、野心化な人間で、収入の二極化が激しくなり、休日の過ごし方にも大きな差が生まれる。
この影響を1番に受けるのが若者である。
若者はステップアップが必要な世代。
計画なく高価なものに手は出せない。
しかし、興味を持ったモノには全力で投資をする。
そして、東京の環境が変化して、郊外に住むようになれば、クルマも必要になる。
ここに新たなユーザーの芽が眠っている。
・小型化
自転車から軽自動車までのモビリティ
・付加価値
ただの移動手段が他の用途でも使えること
・ワクワク
クルマを欲する原動力へと繋がる
若者がワクワクを感じる瞬間とは
・文化を体験できる場所、自然を巡り感性が刺激される
・フェスやスポーツを体で体験する
・流行の最先端に触れる
2030年を生きる若者の価値観
安いものより、高くても質のいいものを選ぶ。
収入の二極化から"量より質"を重視するようになるが、高価なものは抵抗があり購入を躊躇う。
体力の向上が、仕事の質を上げることを知っているため、休日はスポーツで汗を流す野心家。
新しい製品にはすぐに興味を持ち、未来的な製品に囲まれながらサイバーに暮らす。
サイバーな生活で和や歴史に触れたくなる。
デジタルの画像は額縁の中の絵と同じで実感がないため、自然などの世界を実際に見て体験したいと思うようになる。
これを実現するためにも、クルマが必要になる。
未来のクルマは、無駄のないデザイン。
EV化が進むクルマは、それに伴い今までのカタチに追随したスタイルにする必要がなくなる。
ウェアラブルカーとしてクルマをファッションの一部として楽しむようになる。
オートクルージングで、ワークスペースとなり、クルマの中で仕事ができる。
複数の用途で使用できるからこそ、今までにない上質を感じる。
この上質感こそ、
"量より質"にこだわる未来に生きる若者の購買意欲を刺激する。
クルマを選ぶとき、男性は運転する自分を想像します。
子供の頃に憧れたヒーローのように、かっこいい自分を想像しクルマを欲する。
ヒーローに憧れるのは変身願望があるから。
「Beast HERO」「Mechanic HERO」「Dark HERO」
動物的、機械的、そして、悪のヒーローから若者が憧れるヒーローをクルマのデザインでカタチにする。
このクルマがあなたをヒーローに変える。